スーツスタイリストによるお客様のビフォーアフター実例

ダイエットに成功され、スーツなどのお洋服がすべて大きくなってしまった北田さま。
新しくスーツを買い替えるにあたり、今回はじめて、パターンオーダースーツにチャレンジされました。
パターンオーダーが既製品に比べてサイズが合うことは分かっているけれども、生地だけでスーツをイメージするのは難しいものですよね。
それに、どこのテーラーかブランドでオーダーすればよいのかも迷うところ。
着比べすることができないことも考えると、なかなかハードルが高いものです。
そこで、間違いのない1着をオーダーしたい!と、スーツスタイリストにご依頼くださいました。

Before
管理職で内勤ということもあり、日常のビジネスファッションはノーネクタイのジャケットスタイルがメインでらっしゃいます。
スーツは、海外の取引先様との商談など大切な場面に着ることがメイン。
だからこそ、よい1着を持っていたいとのお考えです。
また、プライベートでも使えるように、固く真面目すぎるものではなく、年齢にあったスマートさや男の色気が感じられるイメージにしたいとのご要望でした。
今回は海外でのビジネスでも通用するベーシックなスタイルでありながら、ダイエットでスタイルアップされた体型が引き立つようなイメージで。
シャープでスタイリッシュなできあがりを目指し、オーダースタイリングをさせて頂きました。

After
ネイビーの3ピーススーツというどんな場面でも活用できるスタイルをご提案しました。
後ほどご紹介させて頂きますが、全身で見ると無地に見えるネイビーの生地ですが、細かい織り柄が入っており、絶妙なツヤ感のあるイタリア生地です。
スタイルは、イタリアクラシコが得意なテーラーにて、腰回りやパンツ幅にはこだわってミリ単位で調整して頂きました。
ジャケットスタイルに比べて、胸周りは堂々とした男らしさがありつつ、下半身全体からはシャープさが出てスタイリッシュとなりました。
北田さまご感想
凛佳さんに、カラーチェック・骨格診断から判断頂いて、濃紺色の光沢感ある生地のオーダースーツをご提案頂きました。
とても満足してます。
米国ドラマSUITSの主役、ガブリエルマクトをイメージして頂いて、その通りになったのも感激です。
初めてのパターンオーダーでしたが、テーラーさんにミリ単位のフィットをされることで、とても心地よさが増す感覚が生まれました。次回もオーダーでスーツを作ろうと思います。
ありがとうございました!
ビジネススタイリング詳細

イタリア系スタイルをご要望でらっしゃったこともあり、お仕事の業種的にもイメージがフィットするので、イタリアクラシコスタイルの得意なテーラーにて、ナポリの高級生地メーカーの『ARISTON(アリストン)』の生地を選びました。
※弊社がご案内するテーラー(仕立屋)は、スタイリストやイメージコンサルタントがよく行う自社もしくは1店舗の提携店でのご提案ではなく、お客様のイメージやご予算などに合わせたベストなテーラーを様々なお店やブランドの中からお選びしてご提案をしております。
画像では分かりにくいかもしれませんが、無地に見えるほど細かい織り柄のあるネイビーの生地は、ARISTONが得意とする品のある光沢感が特徴です。
毎日スーツのお召しになるのではありませんので、3シーズン着られる厚さの生地で季節を問わずご活用頂けるようにいたしました。
ネクタイはテーラーオリジナルの明るい紺のペイズリー柄のものを選びました。このタイは『セッテピエゲ』という製法のもの。
sette(7つの)pieghe(折り目)という名前の通り、通常のネクタイよりも薄手のシルク生地を7つ折りにして仕立てたもので、結びやすく美しい自然なボリュームの出るのが特徴です。
シャツはイタリアの老舗シャツ生地メーカーの『Albini(アルビニ)』で、白の織りストライプを選びました。着心地と見た目を兼ね備えたシャツ生地です。
通常のパターンオーダーシャツは、貝ボタンはオプションとなりますが、Albiniのシャツは高瀬貝が標準装備。ポリエステルボタンにはない質感と使い込むうちに表れる光沢感が出てまいります。
襟やカフス、前立てのデザインなどは北田さまの着用機会を考えた上でのアドバイスをお伝えしながら、お好みも反映させて相談しながら決めていきました。
Vゾーンコーディネート・パーツ詳細

ネイビーでまとめたVゾーン配色は、どんなビジネスシーンでも通用するコーディネート。
白シャツとネイビーのコントラストが非常に美しく、大人に清潔感をプラスしてくれるだけでなく、メリハリの効いた知的でクールな印象が、北田さまの目指すイメージにぴったりでした。
しかもスーツが一見無地に見えるほどの細かい織り模様、タイも織り模様のペイズリーですので、無地感覚でお召し頂け、ちょっとしたパーティやカジュアルな披露宴などのフォーマルシーンでもご活用頂けます。
3ピーススーツですが、ベストを外して2ピースだけでも、もちろんお召し頂けます。


裏地はネイビーのペイズリーを選び、ベストの背中も同じものにして頂きました。
ペイズリー柄といっても同色の織り柄ですので、光沢感で柄が浮き立つ状態です。
派手ではなく、ビジネスシーンにもフィットするさりげない華やかさが、ARISTONのスーツ生地のコンセプトとも調和し、バランスのよいスーツとなりました。
スタイル

ジャケットスタイルも素敵でらっしゃいますが、パターンオーダースーツにすると、グッと格が上がるのがお分かり頂けると思います。
もともとスーツがお似合いになる体型の北田さま。ビジネスシーンで必要とされる年齢相応の落ち着きもありながら、若々しくスタイリッシュな印象になられました。
またこうして比べますと、既製品のジャケットではアンバランスな肩のラインが目立ったり、サイズが合っていてもパンツのヒップラインにもたつき感が見てとれます。
しかしスーツの方は、全体のシルエットが逆三角形で男性らしいスタイルが強調されているだけでなく、トラウザーズ(パンツ)のヒップや腿周りのサイズ感がぴったりで、脚長効果のあるスッキリとしたラインを描いています。
フルオーダーでないのにこのようなシルエットに仕上がるのは、ミリ単位にこだわる熟練のフィッター(採寸する人)と、洋服の型紙や縫製に造詣が深い元デザイナーのスーツスタイリストが相談しながらベストなスタイルに修正しているからです。
パターンオーダースーツは、『生地の良さ×ジャストサイズ×体型を美しく魅せるフィッティング』により、見た目の素敵さや印象の良さはもちろんですが、着るご本人にとって着心地がよく疲れないスーツでもあります。
これは、体験した方にしか分からないかもしれません。着ることが楽しみになるスーツをこれからもご提案してまいりたいと思います。
はじめてのパターンオーダースーツで価値のある1着を手に入れるには?

これまで既製品で購入されてきた方には、生地見本を見てスーツの出来上がりをイメージするというのは、かなりハードルが高いことでしょう。
しかしながらそれ以上に、パターンオーダーでサイズを合わせたスーツを着ることは、見た目が素敵になるのはもちろんですが、クセになるほど気持ちがよいと多くのお客様からご感想を頂き、多くのお客様はパターンオーダーを体験すると、その後のスーツやジャケットは既製品では買えなくなるとおっしゃいます。
ただし、それは自分の体型やイメージにフィットしたパターンオーダーであることが基本的な条件。どんなに高級な生地でも素敵なデザインでも、その店が持つオーダーの元型が着る人にあっていなければ、パターンオーダーでも残念な結果になってしまうこともありますし、テーラーの技量も人によって大きく異なってまいります。
すなわち、成功するオーダースーツに欠かせないのは、生地選びと店選び。
自分の業種や職種に相応しく、外見に似合っていて、そして自分が着たいという好みにもフィットしている生地を選ぶこと。
自分の体型を活かしながらもイメージ通りのシルエットのスーツを作ってくれるお店を選ぶことがポイントとなります。
スーツスタイリストに依頼するメリット
・あなたのビジネスを理解して、印象戦略としてのファッションスタイリングやイメージ構築
・既製服もしくはパターンオーダーの中からあなたにベストな店舗やブランドをご案内(ご予算に合わせます)
・元ファッションデザイナーのセンスと知識であなたの魅力とビジネスにフィットしたコーディネート提案
そして、あなたにとって有意義なこのようなことも得られます。
・大切なビジネスのために仕事に集中できる状態
・理想のスーツを探しまわる時間と労力
・大切なビジネス当日まで服装を考える煩わしさからの解放
・これから未来に向かって成功する自分のヴィジュアルイメージ
・今後も活用できる、ビジネスで戦うための勝負スーツや勝負スタイル
・1回きりではなく、ショッピング同行をリピート利用できる安心感(1年以内ならリピーター様価格でお受けできます)
大切なビジネスシーン、間違いがないワンランクアップの服装を手に入れるなら
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スタイリストに任せるとなると、いろんな疑問や不安があるかと思います。
大手上場企業社長から個人事業主、会社員まで、
さまざまなビジネススタイリングの経験があるスーツスタイリストがご担当させて頂きます。
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